interview2014

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来日ももうすぐそこまで迫ってきたIRON LUNG。
メンバーのJENSENとJONの二人に前回のツアーの感想や、今回への意気込み、あと二人の生まれ故郷のネバダ州リノについても聞いてみました。

こんにちは!IRON LUNGで2度目の来日を決心してくれてありがとう!前回の来日は東日本大震災の直後で、日本中が閉塞感に包まれてました。だけど、アースダムで見たIRON LUNGのライブに、少なくともそのライブの間は救われました。僕の友達も同じようなことを感じていたと思います。あらためてありがとう。
てなわけで、前回の日本ツアーはどうだった?震災直後で大変だったと思うけど。アメリカ政府に日本行きを止められたって聞いたけど?あと、レコードもいっぱい買ったって?笑
JON : アースダムでのライブは今までやった中でもお気に入りのライブの一つだったよ。東京では使える電力も限られていて、どのバンドも最小限の機材でのフロアライブだった。僕らのライブを見ている皆からすごいエネルギーを感じたよ。僕らこそIRON LUNGのライブを手伝ってくれたみんなに感謝と尊敬の念を感じているよ。そして、前回のツアーを企画してくれたサトシに最大限の感謝を。彼は日本がとても大変な時期なのに、ツアーを信じられないほど素晴らしいものにしてくれたんだ。
JENSEN : 政府だけじゃなく、友達や家族にも日本には行くなと止められたよ。1つ覚えてるのは、北京空港で座席に座って帰りのチケットを眺めていたら、ジョンが新聞のある記事を見つけた、それには「日本から中国経由で帰国する人は、放射能検査のために30日間隔離されることもあります」と書いてあったんだ。で、僕らの帰りの飛行機はばっちり中国経由だったんだ。隔離なんてあまりいい響きじゃないよね。人々はみんなビビってたよ。でも、ある時点で「Fuck it、僕らは日本に行くんだ!」、とにかく行かなきゃならないと思ったよ。そして、それは素晴らしいものになったよ、おまけにマスターベーションのレコードみたいに、誰かが買ってくれるのを待ってるようなレコードも日本にはたくさんあるし・・・。

日本には何回来たことがある?
JON : そのツアーが初めてだよ。人にあふれてる東京の街を見るのを楽しみにしているよ。前回は地震直後で殆ど誰も歩いてなかったからね。
JENSEN : 今回で3回目だよ。初めて日本に来たのはARTIMUS PYLEのツアーだね。その時は、ロバートとどちらが手持ちの最後のお金を使ってG.I.S.M.のLPを買うか、じゃんけんをしたんだ。で、その時は彼が勝ったんだ。まあ結局後で僕も手に入れたんだけどね、それも安い値段で!

最新アルバムのWHITE GROVE TESTはすばらしかったです!一緒に入ってるノイズトラックと同時に聞くとほんとにすごい!通常のアルバムとノイズトラックの入った2枚組のレコードだったけど、誰のアイディア?反応はどう?
JON : 気に入ってくれてありがとう。このアイディアは僕らが初めてではないけど、出来上がりには満足してるよ。数年前、アルバムをレコーディングするときにジェンセンが持ってきたアイディアなんだ。ノイズトラックはEARHAMMER STUDIOのグレッグ・ウィルキンソンと一緒に、3人で作った音なんだ。簡単な作業じゃなかったし、同時に再生できるようにするのに時間もすごいかかったよ。
JENSEN : この2枚組のLPのおかげで、ほんとにクールなことが起こり始めたんだ。色んな人が家のステレオを友達の家に持ち込んで、同時再生するためのリスニングパーティーをやりだしたんだ!2枚のレコードが相互に作用しあうアルバムを作るという夢がかなったし、それをきっかけにみんなが集まって僕らのレコードを聞いてくれたんだ。素晴らしいことだよ。

どんなバンドに影響受けてるの?
JON : 初期のパワーバイオレンスと、インダストリアルだね。
JENSEN : それに昔のUSハードコアと、RUDIMENTARY PENI!

2人ともネバダ州のリノの出身だって?僕の知ってるリノの友達はみんなクレイジーなんだけど、住んでた頃のリノのハードコアシーンてどうだったの?
JON : リノで育ったら、そこがどんなにクレイジーな場所かっていうのに気づくのは難しいよ。唯一の方法はそこを出る事。久々に戻ってみたら、すごい変なとこで育ったんだってことが分かったよ。
リノのハードコアシーンは移り変わってる。人生のほとんどをそこで過ごしていたから、シーンが沢山のクレイジーなライブと共にすくすく育って活発になってから、それがほとんど無くなってしまうまでのすべてを見ていたよ。僕らがライブをやり始めたころ、シーンは悪くなかった。僕らは世界中のバンドを呼んで沢山のライブを企画していたし、お客さんからもいい反応を得られたよ。
JENSEN : リノが狂人ばかりだっていうのは確かだよ。ラッキーなことに、僕らのとてもクールな友達には、とんでもない問題を起こすようなやつはいないけどね。かなりイケイケのバンドにも参加したことがあるよ。いつも暴力と犯罪、暴力と犯罪。それはとてもエキサイティングだったけど、しばらくしたら疲れちゃって、向いてないと感じたよ。

今年の3月にシアトルへ行ってINFEST、GEHENNA、GAG、WARCRYそしてIRON LUNGっていうすごいラインナップのライブを見ました。全バンド素晴らしかったんだけど、IRON LUNGのライブが飛びぬけて一番格好良かったよ。ところで、僕はGEHENNAの大ファンなんだけど、ジェンセンはGEHENNAでも一時期ドラムをたたいてたよね?彼らとなにか思い出はある?625のマックスは自分の企画にGEHENNAを呼んだ時に大変なことになったって言ってたけど。笑
JON : 僕はそのライブに行ってたよ。その時出演してたのはSPAZZ, FALL SILENTとGEHENNAで、サンフランシスコのエピセンターレコードが会場。僕が一つだけ言えるのは、GEHENNAのライブ中に音が止まり、アイアンナックル付けたこぶしが宙を舞っていたよ。
JENSEN : ケミーが居たあの夜は僕もGEHENNAに参加しているような気分だったよ。数年ぶりだったけど、彼らと一緒にライブするのは大好きだよ。僕がGEHENNAでドラムを叩いてたのは97年から2007年まで、IRON LUNGとGEHENNAは始まりからすごい近い存在なんだ。IRON LUNGの2回目のライブでは、GEHENNAのボーカルのMIKE CHEESEがボーカルをしたんだよ。SPAZZのラストライブの日だったね。どんなことが起こるか想像つかないでしょ?
思い出深いのは、GEHENNAのツアーでドイツに行ったときのあるライブで、ナチ野郎たちがライブに来て、僕らがそいつらの彼女をヤリマンとか何とか呼んだとでっちあげやがったんだ。すごい言い争いになって、何発かパンチも飛んだ。で奴らはその場から去って戻ってこなかった。プロモーターは僕らがお客さんを追い払った事に怒って、飯もくれなきゃギャラも払おうとしなかったんだよ。でまたしばらく言い争ったよ。結局ライブが終わったら飯も食べれたしお金ももらえたんだけどね。まあ本当のことを言うとね、僕らは実際にその女性たちを売女と呼んだんだよ、ただナチ野郎とモメたいがためにね。何でかって? 奴らがナチのクソ野郎だからだよ!奴らは弱い。僕らはそうじゃない。何回やりあっても負けないよ。

ジェンセンはIRON LUNG RECORDSってレーベルもやっているよね。どんなバンドをリリースしてるの?今お勧めのバンドは?リリースの基準はあるの?
JENSEN : ジョンもレーベル運営の大きなパートナーだよ!彼を仲間外れにしないで!今までも大好きでサポートしたいバンドのレコードを沢山リリースしてきたよ。初めてのリリースは2007年、LORDS OF LIGHTと言うバンドの2曲入り7インチだった。ほんとにすばらしいバンドだよ。みんな知らないけどね。最新のリリースはもうすぐ出るんだけど、PRESSURE CROSSの12インチ。このバンドのボーカルはLORDS OF LIGHTのボーカルなんだ。僕らは彼らを支援し続けてる、彼らの事を信じているし、彼らは期待を裏切る事はないんだ。他のレーベル一押しのリリースはEDDY CURRENTの7”、DEAD LANGUAGEのLP、SHITの7”、レーベルミックステープはどちらとも、THE MYSTERYのカセット、THE PUBLIC HUMILIATIONのLP、NERVESKADEの7”、UNA BESTIA INCONTROLABLEの7”、上げていったらきりがないよ。全部大好きさ。全てのリリースに共通点はいくつかあって、リリースしたいと思う時はそれを見つけた時。僕らはそのバンドの「人」をよく知る必要があり、彼らは興味を持ち、やりたいと駆り立てられる必要がある。僕らは彼らのライブを見る必要があるし、彼らはとてもとてもとてもかっこよくなくちゃいけない。弱虫はお断りだよ!

2回目のジャパンツアーだけど、どんなことを期待してる?今度は地震がないといいけどね。笑
JON : 前回のツアーよりも長いから、日本の事をもっとたくさん経験できるのを楽しみにしてるよ。若いころは自分が日本へ旅することが出来るなんて思ってもいなかったから、まさか二回も行けるなんてとても名誉なことだよ。
JENSEN : とにかくドラムを激しく叩くよ。あと京都のお寺か何かが見れたらいいな。でBASTARDの7”も見つかって、信じられないくらい素晴らしいビーガンフードを食べられたらいいな。一番重要なのは、日本の人々がお互いに必要な時に助け合って、お互いにやさしさと尊敬の気持ちを持って接しあってほしいということかな。僕はヒッピーだからね、ジーザス!

日本ツアーの後は韓国ツアーがあるけど、韓国へは初めて?
JON : 韓国へ行くのは初めてだよ。
JENSEN : 僕もだね。すごい行きたいんだ。

最後に何か言いたいことはある?
JON & JENSEN : Kanpai!!

 

如何だったでしょうか?一つ一つが長文になってしまい、読みづらい所もあり、すいません、、、。
他にも皆さんそれぞれ聞きたいことがあるでしょうから、会場で直接話しかけてみて下さい。気さくに答えてくれると思いますよ!

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